リセッションとは?株価下落時におすすめの戦略!

どうもこんにちは!素人投資家ぽてるです。

2022年9月に開催された米国FOMCでは0.75ポイントの利上げが決定され、3会合連続の利上げが決定しました。

これは米国で止まらないインフレを今の景気を殺してでも止めようとするFRBの強い決意が表れています。

 

さて、このような米国の政策が我々のような個人投資家にはどのような影響があるでしょうか。また何に警戒をしなければならないでしょうか。

 

この記事の結論です

1 米国経済のリセッションは株価を大幅に下落させる

2 全力投資をしない!とにかく相場に居続けることが大事

 

目次

米国のリセッション

2021年から2022年かけてFRBFOMC(米国の金融政策を決定する会合のこと)で3会合連続の利上げを継続しています。このことから我々が警戒しなければならないことは米国経済がリセッションに入ることです。

 

ではリセッションとはなんでしょうか。

 

リセッションとは、景気が後退していることを指し、景気が良いときから悪いときへ変わる局面を表しています。

経済には拡大→ピーク→縮小→谷→回復→拡大というがあり、ピークから谷までの過程をリセッションと言います。

 

 

 

過去にリセッションが起きた時、株価はどうなっていたでしょうか。過去の事例をみてみましょう。

(TradingView参照)

1 ITバブル

情報・通信産業の急激な発展に伴い、1990年代に投資家はIT企業に過剰に投資を行いました。その結果、IT関連企業の株価が高騰しました。

しかし2000年初頭からアメリカの金利が上昇すると、異常な熱狂を見せていた市場は急激に冷え込んでしまい、株価が暴落してしまいました。2000年で1割ほど下落し、その後3年にわたって下落が続いてしまいました。

 

2 リーマンショック

リーマンショックとは、2008年9月にアメリカの有力投資銀行である「リーマンブラザーズ」が経営破綻し、それをきっかけに世界的な株価下落・金融危機が発生しました。

日経平均株価も当時1万2000円程度でしたが、6000円台まで下落してしまい、数年に渡り株価下落の状態が続きました。

 

3 コロナショック

2019年に新型コロナウイルスが発生し世界経済が急速に変化しました。多くの国で感染の抑制を目的にした人や物の流れが制限された結果、世界経済の状態が急速に悪化し、経済危機へと発展しました。

 

米国リセッション まとめ

いかがだったでしょうか。米国がリセッションに陥る理由は様々ですが、共通して言えることは株価が約30~60%も下落してしまうことです。

100万円で保有していたものが最高で40万円ほどまで株価が下がってしまったとき、皆さんはその商品を保有したままでいられますか?

なかなか難しいと思います。そこでリセッションに対する理解や対応を考えることでリセッションが起きた時にも、冷静に対応できるのではないかと私は考えました。

 

そのため、次はリセッションが起きた際の考え方や投資戦略について解説していきます。

 

リセッションに対する投資戦略

 

米国のリセッションについて過去の事例を見ていただいたことで、リセッションへの理解は深まったかなと思います。

ここからはリセッションが起きた際、我々はどのように考え、どう動くべきなのかを解説していきたいと思います。

 

・全力投資はしない!余剰資金で投資をする。

 

異常な時ほど基本的なことを続けていきましょう!あくまで基本的なことですが、収入から支出を差し引いた余剰資金でのみ投資をしましょう。つみたてNISAなどをやっている方はわかると思いますが、年40万という非課税口座の金額が決められていると、どうしても満額使い切りたいという気持ちがあると思います。しかし、無理をしてつみたてNISAの枠を使い切る必要はなく、1~2万円程度でもいいので無理のない範囲で投資に挑みましょう。

リセッション期の株価がどこまで低迷するかは誰にもわかりません。もしリセッションが終わった!と思い、全力で投資をした結果、まだまだ株価下落は止まっていなかったということもあります。そのような時に全力で投資してしまうと、自分の気持ち的にも余裕がなくなり、狼狽売りをしてしまう可能性が高くなります。

株価の底はだれにもわかりませんので、余剰資金でコツコツと長期投資をしていきましょう。

 

・現金比率を高める

 

余剰資金で投資をコツコツ行っていくことと同時に普段よりも現金の比率を高めていきましょう。余剰資金で投資をし、その中で現金の比率も高めておくことで、株価下落時にもあまり慌てることなく、逆に株価が下がって購入のチャンスだ!というメンタリティで投資を続けることができます。株価の底というのは誰にもわかりませんから、底をついて上がりはじめたと思ったときに少しずつ現金の比率を低くして投資の比率を高めていければピンチがチャンスに変わるのではないでしょうか。

リセッションに対する投資戦略としては

全力投資はしない!余剰資金で投資をする。

・現金比率を高める

 

この2つを忘れずに投資が続けることが最重要であると私は考えています。

今後も続く長い投資人生のなかで重要なことは

 

なにがあってもとにかく相場に居続ける!

 

まさにこの一言に尽きると思います。

 

まとめ

米国はリセッションではないと発言し、インフレ退治のために利上げを継続して行っていますが、今も現在進行形で株価は下がり続けています。これがリセッションかどうかは投資素人の私にはわかりませんが、今後も株価は下がり続けるのではないかという風に感じています。

そのため、私も少しずつ現金の比率を高めながら、コツコツと積立投資を継続していければと思っております。

 

何があろうが相場に居続けてやる!

 

という強い意志をもって今後も投資を続けていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次