どうもこんにちはぽてるです。
今回は、日本の高配当株の紹介ということでブリヂストンを紹介させていただきます!
知らない人はいないであろうタイヤのブリヂストンですが、投資先としてはどうなのか。調査した結果を皆さんにお伝えしたいと思います。
今回の結論です。
1 ブリヂストンの決算は好調。けれど株価は頭打ちになりそうな予感。(ぽてるの感覚です)
2 4500円付近まで下落したら買いをいれたい。
ブリヂストンについて
ブリヂストンは、ゴム・タイヤを製造・販売する会社であり、タイヤの世界シェアが世界最大級となっています。ブリヂストンとミシュランで世界の約半数のシェアを占めています。
日本国内で見てみると、ゴム・タイヤセクターでは売上高及びシェアでぶっちぎりの第1位であり、日本国内だけではなく世界的にもゴム・タイヤ部門では大きな存在であることが分かると思います。
続いて、ブリヂストンの株価を見て頂きましょう。
過去10年間のブリヂストンの株価です。
2014年頃から株価を大きく伸ばしており、現在の株価は5300円代となっています。ここ5年間ほどは2018年につけた5500円付近にアタックして跳ね返されているといったチャートの動きになっていますね。
PERは10.9%、PBRは1.24%、配当利回りは3.73%、自己資本比率は約59%となっています。
ちなみに私は投資をする際に次の4つのことを意識して投資を行うようにしています。
理由としては、上岡正明さんの著書「うねりチャート底値買い投資術」という本の考え方にかなり影響を受けまして・・・
詳しくはこちらの本を読んでいただきたいんですが、ざっくり説明すると、
業績が良い企業でも株価は下がることもあるため、業績よりもまずはチャートをみてみる、そして割高すぎない株をできるだけ底値で拾っていくという考え方で私は投資を進めています。
また、日本株はブリヂストンを見てもらうとお分かりだと思うんですが、株価が底値と上値を往復する展開が多いんですね。このことからも底値付近で購入、下落するようならば分割して購入していき、上値付近で売却するという戦略が取れると考えています。(もちろんリスク許容度の範囲内で進めます。全力投資しすぎると投資が続けられなくなりますので・・・)
すいません脱線しましたがブリヂストンの話に戻りたいと思います。
2020年以降のチャートで上値と下値の抵抗線を書いてみると次のようになります。
5500円付近が上値抵抗線となり、4500円付近が下値支持線になっていますね。
2022年4月くらいに4500円の下値支持線をぬけて4000円付近まで下落していると思います。この時、損切りをしてしまうようだと利益が取れなくなってしまいます。底値付近で購入した後、さらに下落した場合には分割買いをしていくことが利益を取りに行く最適解だと私は考えています。
そのため、底値の時に全力買いするのではなく、底値を下回ったときのことを考えて分割して資金を残す必要があります。
底値を下回ったときに勇気をもって買い向かうことで、大きな利益を得ることができるのです。
また、どこまで下がるのかと恐怖した時にはコロナショック時の3000円より下には下がらないだろうと予想します。コロナショックのような経済危機は数年に1度ですからそこより下値はつけないだろうと予想ができるのです。
ただし、企業に悪影響のでる材料があった時(リコール、社内不正など)、投資先が大企業ではなく中小・小型株である場合はすぐさま損切りをすべきだと思います。
理由としては、企業にダメージのある材料が出た場合、先が読みづらく倒産の恐れがあり、また大企業でない場合、どこまでも下落する可能性があるためです。
そのため、私は投資先を東証Pの中から探すようにしています。
続いて、ブリシストンの株価の動きについてですね。いつ買うべきなのかを検討していきたいと思います。
ブリヂストンの今後の株価の動きについて
ブリヂストンの株価の動きとしては今後2パターンの予想ができると思います
予想① 5500円付近で押し戻され、再び4500円付近まで下落する
予想② 5500円をぬけ、さらに株価が上がっていく
この2つのパターンが予想されると思います。
さて、どちらのパターンで株価は動いていくでしょうか。
一番予想されるパターンが予想①だと思います。2021年末に5500円付近まで株価は上昇していますが、その後数回そこで跳ね返されてしまっているんですね。
この場合は今回も押し戻されるのではないかと私は考えてしまいます。
そこでブリヂストンの決算をみてみます。まずはチャートを見て投資候補かどうか決めるのですが、そのあと業績なども見て投資に値するかを確認します。
2022年の業績を見ていきます。
2021年通期業績 | 2022年通期実績 | 前年比増減(%) | |
売上収益 | 32,461 | 41,101 | +27 |
調整後営業利益利益率 | 3,943 | 4,826 | +22 |
純利益 | 3,940 | 3,004 | -24 |
2021年は過去最高益を7年ぶりに更新した年だったようです。その時に株価が5500円をつけています。
内容を見てみると、売上及び営業利益率は2021年を更新していますが、純利益が2021年と比べるとやや減少しています。
売上高は2021年を超え、+27%になっていますが純利益はー24%となっています。
純利益が減少している理由としては、2021年に米国建築資材事業の譲渡にに伴う売却益が計上されていたためだと決算短信で言われています。このことからも2022年は2021年を上回る成績だったということがわかりますね。
また、来期の予想では売上高・営業利益・純利益が2022年を超える予想を出してきています。配当金も175円から200円に増配予想となっています。
ここまで決算を聞くと、あれこれこのまま右肩上がりでいくんじゃないか・・・と私は思ってしまいました。笑
ただし、2021年に7年ぶりの過去最高益を更新した時も株価は5500円付近で押し返されてしまっていることからも、私は右肩上がりで上がっていくことよりもまたいったん調整が入るのではないか、と考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブリヂストンの決算が好調なことからも2023年は5500円を抜けて右肩上がりになる可能性もあると思います。
ですが私は、5500円で押し戻され、再び4500~5000円付近まではいったん値を下げるのではないかと予想しています。
理由としては、2021年に7年ぶりの過去最高益を更新した時にも株価は5500円付近で押し戻されておりその後その値を更新できていないためです。
決算は好調なので、これは私の感覚・・・的な考えになってしまうのですが、まだ株価が右肩上がりにはならなそうかなーと思っています。
もし5500円を超えてきた場合は、一旦高値をつけたあと再び5500円付近までは戻ってくると思いますので、その時が2回目の買い時になってくるのかなと思います。
5500円を超えた!急いで株を買えーー!となってしまうと、そのあとすぐに値が下がったときに含み損をかかえてしまい、株価もなかなか戻ってこない状態が続くと思いますので、その流れにはのらないように注意が必要ですね。
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