セクターローテーションとは?弱気相場でおすすめ!ディフェンシブETF紹介!

 

どうも素人投資家ぽてるです。

2022年は株価の調子が上向きかと思いきや、米国のインフレ対策などで現在は下落傾向にあります。

このような経済全体が下落傾向にある時に、調子の良いETFなどはあるのでしょうか。素人なりに調べた結果を皆さんにお伝えできればと思っております

この記事の結論です。

  1. 経済にはセクターローテーションがあり、ローテーションによって好調なセクターがある
  2. 不況期におすすめなのはヘルスケア、生活必需品、公共株!
  3. ディフェンシブETFには、VDC、VHT、VPUなどがあります!
目次

セクターローテーション

セクターローテーションとは景気の状況によって、好調なセクターがあることを利用して、景気動向を分析して今後上昇する可能性が高いセクターに投資をしていくという投資法です。

このように4つのセクターがあり、それぞれに好調なセクターがあります。景気の状態を先読みすることができれば、上昇しそうなセクターに前もって投資を行うことが可能になります

景気が悪くなりそうな状況では、生活必需品や公共株、ヘルスケア株など不況期でも需要があるものに投資をすることで一定の利益を確保することが期待できます。

不況期におすすめのセクター

セクターローテーションを見て分かる通り、不況期に好調なセクターは公共株、生活必需品、ヘルスケア株となります。

この3つの株は、景気の良し悪しに関係なく人々に必要とされているため、景気が悪くなったとしても影響を受けにくいセクターとなっています。

ディフェンシブETF紹介!

ここからは不況期に影響を受けにくいディフェンシブETFを紹介していきたいと思います!

VDC  バンガード・米国生活必需品セクターETF

 

コカコーラやペプシ、ウォルマートなど構成銘柄は手堅い業績を期待できる企業で構成されています。米国株の生活必需品セクターで構成されているETFです。

また、VDCは配当金もでており配当金利回りが約2.3%となっています。高配当株ほどの配当金が望めませんが、安定した配当金を期待できるETFとなっております。

 

(TradingView参照)

チャートを見てみると、コロナショック後も着々と株価を伸ばし続けています。ただし、注意していただきたいのがコロナショックの時にはほかのETFなどと同じように株価が下がっているということです。セクターローテーションで見ると、不景気の時にも好調なセクターはありますが、好調なセクターでも他と同じく株価は下落するときがあるということを覚えておきましょう。

VHT バンガード・ヘルスケアETF

 

MSCI USインベスタブル・マーケット ヘルスケア・セクター に連動する投資成果を出すよう設計・運用されています。米国株のヘルスケアセクターで構成されているETFです。

(TradingView参照)

チャートを見てみると、コロナショック後も着々と株価を伸ばし続けています。しかしここ1年ほどは下落傾向にあると言えます。こちらもさきほどのVDCと同じですが、やはり不景気に強いとは言ってもコロナショックなどでは他と同じように下落しています。しかし下落後も右肩上がりに回復しているので株価への安心感はあります。

配当金もありますが、利回りは約1.4%と物足りない数字であり、配当金を狙っていくならば、やはりほかの高配当株がいいでしょう。

現在は株価は下落傾向にありますが、ヘルスケアセクターは衰退することはないので、今後どこかで上昇トレンドになることに期待して投資をするのもよいのではないでしょうか。

VPU バンガード米国公益事業セクターETF

 

MSCI USインベスタブル・マーケット・公益事業25/50インデックスに連動して米国の公共事業セクターの株を含むETFです。米国株の公益事業セクターで構成されているETFです。

(TradingView参照)

チャートを見ると、コロナショックの際に大きく値を下げ、そのあとはゆっくりと右肩上がりに戻っています。ほかのディフェンシブETFと比べると、値の動きが緩やかですね。

配当金もあり、利回りは約2.7%とディフェンシブETFの中ではかなり高い配当金を実現しています。

コロナショックなどがあったあともゆっくりではありますが確実に株価が戻ってきており、配当金もそこそこもらえるので配当金が欲しく、ディフェンシブな銘柄に投資をしたいという方にはおすすめできるETFです。

ただし、公益事業セクターは政策の影響を受けやすいということを覚えておいてください。

注意していただきたいのが、いくら好調なセクターであっても下がる時は下がる、ということです。そのため、リスクを下げるためにディフェンシブ銘柄をもつのか、それともどうせ株価全体が下がるのであれば、ほかの株を持ち続けるのかは悩ましいところですね…

まとめ

いかがだったでしょうか。

景気にはセクターローテーションがあり、それぞれに好調・不調なセクターを理解することでもっとうまく資産運用ができるようになるのではないでしょうかただし、どんなディフェンシブ銘柄でも下落しないことはなく、下落幅を限定的に抑えるという認識で投資をするのが良いようです。下落幅を限定的に抑えるETFをポートフォリオに加えることで、リスクを抑えた投資ができるのではないでしょうか。

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