TECLとは?サテライトにおすすめ!特徴及びメリットデメリットを紹介!

こんにちはぽてるです。

今回はTECLという私が気になっているETFを紹介させていただきます。

私はコア・サテライト戦略を採用しているのですが、コアではSP500に連動した投資信託とVYM、JEPI(米国高配当株ETF)を購入しています。そのような中でリスクとるサテライトに何を選ぼうかというところにyoutubeで拝見したTECLというETFが飛び込んできました。

今回の記事では、TECLとはどんなETFなのか。また特徴などを解説していきたいと思います!

今回の記事のまとめです。

  1. TECLは大きなリターンが狙える!
  2. 市場平均の3倍の値動き!
  3. TECLは長期投資には向いていません!
目次

TECLとは?

TECLは「ディレクション デイリー テクノロジー 3倍ETF」と言い、テクノロジー・セレクト・セクター指数の3倍のパフォーマンスを目指すETFです。

こちらのETFはレバレッジETFといいます。

レバレッジETFとは

レバレッジETFは、TOPIXや日経平均株価などの一般的な指数よりも大きな幅で基準価格が変動するように設計されたETFとなります。一般的な指数よりも価格の変動が大きいため、とてもリスクの高い商品となります。

また、レバレッジとは、価格変動に対して数倍の損益が発生する取引のことを「てこの原理」に例えて、レバレッジ取引と言うそうです。

レバレッジを効かせることで、通常よりも高いリターンを望むことができますが、同時にリスクも最大化しますのでまさに諸刃の剣ですね。

続いて、上位組入銘柄及びセクター構成割合を見て頂きます。

※yahoo! finance 参照

見て頂くとわかるようにアップルやマイクロソフトで約30%の割合をしめています。また。それ以外でもインテルやマスターカードなど我々日本人が知っているような銘柄も多いことが特徴ですね。アップルやマイクロソフトなどに投資をしたい方にはおすすめの銘柄選定ですね!

セクターを見てみると、ソフトウェア、IT、半導体など情報技術系のセクターに偏っていることがわかります。セクターに偏りがありますので、景気の状況に左右されやすいセクター、と言えると思います。

TECL チャート

続いてTECLのここ5年間のチャートを見て頂きます。

(TradingView参照)

2020年のコロナショックで大きく下げた後の右肩上がりがすごいですね。ただ注目してほしいのが高値をつけた2022年1月あたりから大きく下落しているというところ。もしこの時に保有していたらちょっと持ち続けるのはしんどいですよね・・・。利確するタイミングが重要そうです。

また、先ほどもお話ししましたが、TECLは情報技術セクターに保有銘柄が偏っているため、景気下落局面ではその影響を顕著に受けてしまいます。そのため、景気の状況を見ながらの投資戦略が必要になってきます。

2022年に入り、米国のインフレに伴い、長期金利が引き上げられています。TECLはその影響をもろに受けており、株価が大きく下がっているようです。

TECLのメリット・デメリット

次からはTECLを購入・保有する上でのメリット・デメリットをお話していきたいと思います。

メリット①少ない投資額でも大きなリターンを狙える

コロナショックの際に基準価格が最低で約7ドルまで下がったのですが、1年もかからず約90ドルまで株価を上げることができています。約13倍の上昇ですね。すさまじいです・・・。株価が低いときに買うことができれば少ない金額でかなりのリターンが期待できます。

メリット②長期的に成長性のあるセクターである

TECLは情報技術系のセクターの銘柄で構成されており、長期的に見ても株価が上昇することが期待できます。投資の世界に絶対という言葉はありませんが、イクロソフトやアップルなどこれまでも成長を続けてきた企業の割合も多いことから、今後も成長し続け、株価が上がる時期が来ることが予想できます。

続いて、デメリットを見ていきましょう。

デメリット①短期間で大きな損失を被ることもある

2021年末から現在にかけて、株価が約90ドルから20ドルと大きく下落しています・・・。1年かからず約1/4。1年とかからずにここまで下がってしまうのでかなりリスクのある投資先だと言えます。

また、値動きの幅がかなり大きいETFになっているので、長期的にインデックス投資をしていく!という人には向かないと思います。1年近くで投資額が1/4になってしまったら冷静ではいられないですよね・・・。

デメリット②経費率が高い

TECLの経費率は0.9%となっています。経費率とは、純資産総額に対して運用するために必要な費用がどれくらいの割合かを示したものとなります。TECLを1万ドル保有していた場合、年間で約90ドルの経費がかかる、ということになりますね。

ちなみに私が保有しているVYMの経費率は、0.06%、人気の高いVTは0.07%となっています。この2つと比べるとかなり高いことがわかります。ただし、TECLが特別高いわけではなく、レバレッジETFの経費率は軒並み高めに設定されています(だいたい1%前後です)

TECLを取り扱っている証券口座

楽天証券 SBI証券 IG証券 マネックス証券など調べた限り、おおよそどちらの証券口座でも購入が可能なようでした!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

TECLはリスクは高いですがその分リターンも期待できる、そんなETFであることが分かっていただけたかと思います。リスクが高いですので、コア・サテライト戦略のコア部分には向いていませんが、サテライトで運用するのには向いているような気がしますね。

実際私もサテライトで運用しようと思い、TECLを少し購入しました!笑

今後、米経済が下落していく中で、たんたんと買い増し、上昇局面で大きなリターンを出せるようにしていきたいと思っています。

では今回の記事のまとめです。

  1. TECLは、ハイリスクハイリターンのレバレッジETFです。
  2. 3倍のレバレッジをかけているのが特徴です
  3. 情報技術系のセクターを扱っているETFです
  4. 経費率が高いため、長期的な運用は個人差あり

今後、米経済が回復し好景気になった暁には、かなりの上昇が期待できるのかなーというふうに考えています。ただし、経費率が高いため、長期的に保有するということにはあまり向いていないのかもしれません。

私はサテライト枠で景気下落時に少しずつ購入し、100~200万円購入出来たら購入をストップし上がるまで保有しようかなと考えています。皆さんもサテライト枠での運用を検討してみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次