子持ちでもサイドFIREできるのか?いくらくらい必要なのか解説します!

どうもこんにちはぽてるです。

今日は私がゆるく目指している「サイドFIRE」についてご紹介したいと思います。無理せず投資を続けていき、資産が増え副業等で結構な収入を得られるようになったら、サイドFIREしよーかなーという甘い見積もりで現在投資を行っております。笑

家族もいますし、住宅ローンの返済などもありますので無理せずに投資を続けていき、サイドFIREできなければそれはそれで仕方ない、けど投資を続けてきたことはいいことだったよねくらいの認識で生きていきたいと思います。

では、この記事の結論です。

  1. サイドFIREとは、資産収入と労働収入で生活するFIREです。
  2. 嫌な仕事よりも自分に合った仕事を選択しやすくなる。
  3. FIREよりも必要な資金が少なく、目標にしやすい。
目次

FIREとは

FIREは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字からつくられた言葉で、日本語では「経済的自立と早期リタイア」と訳されます。私も2~3年前に知った言葉で、この言葉が投資を始めたきっかけにもなっています。

しかしFIREには年間支出の25倍の資産が必要と言われており、月30万円の支出がある場合、約9000万円の資産が必要だと言われています。9000万円・・・、長期的に投資をしても正直そんなに増える気がしないと私は思ってしまいました。

なぜ年間支出の25倍の資産が必要なのか。これには、4%ルールというものが絡んできます。4%ルールとは、年間支出の25倍の投資元本があれば、年利4%の運用益で年間支出を賄えるという考え方です。例えば9000万円の投資元本であれば、年4%の運用で年間360万円の運用益を得ることができます。

参考としまして、月の支出額ごとのFIREに必要な資産を見ていきましょう。

毎月の支出 年間支出 必要な資産額
10万円 120万円 3000万円
20万円 240万円 6000万円
30万円 360万円 9000万円
40万円 480万円 1億2000万円

表を見て頂ければわかるように、かなりの資産額が必要になってきます。我が家の月の支出額は現在で30~40万円くらいですので多く見積もって資産額が1億2000万円・・・、今後子どもが大きくなり支出が増えることを考えると、ちょっと目指すのが厳しいと思ってしまいます。(我が家の支出がちょっと高すぎるので、固定費など削減を検討しているところです)

サイドFIREとは

そこで私が目を付けたのが「サイドFIRE」という考え方です。

サイドFIRE」とは、投資での不労所得や運用益を得ながらある程度は働き収入を得て生活するFIREです。投資での不労所得以外にも収入があることで、FIREよりも少ない資産額でサイドFIREは達成することができます。

また、日本では社会保険や年金など会社に勤めていると、給与から引かれているものなども、FIREを達成すると自分で払う必要が出てきますので、会社に勤めていた時よりも支出が増えることが予想されます。

そんな時に仮に資産が予想通りに増えたとしても、FIREをしてしまうと予想以上の出費がかさみ、また仕事を完全にリタイアしてしまうため、再就職が難しくなってしまいます。また、FIREを目指すあまり生活の質を落としてしまう恐れもあります。

しかし「サイドFIRE」であれば、自分にあった働き方を続けることで一定の収入を得ることができます。例えば、月の支出が20万円の家庭であれば、10万円の労働収入を得ることで月に必要な不労所得が10万円ですみます。そうなると必要な資産額は3000万円ですね。

6000万円の資産を目指すよりもより現実的に目指すことができる数字ではないでしょうか。また、下落相場であり投資の運用益が少なくなったとしても、労働収入を増やすことで生活の質を落とすことなく、「サイドFIRE」を続けることができます

仕事の選択の幅が広がる

FIREやサイドFIREを目指している皆さんは誰もが今の職業になにかしらの不満があると思います。職場での人間関係、待遇、頑張ってもむくわれない・・・など、いくつかの不満があるからFIREしたい!という人が多いと思います。

かくいう私も今の職場に不満がある、けれどやめる勇気はないしやめたら家族が路頭に迷ってしまう・・・、こういった考えでいます。昨今では転職するのが当たり前になってきているというニュースも見たことがありますが、私のように田舎のほうに住んでいる人間は転職というものに対するハードルが高く、なかなか実践できません。

しかし「サイドFIRE」をすることで仕事の選択の幅を広げることができます。ある程度の不労所得があることで収入面に余裕が生まれるし、自分の裁量で仕事を選択できるようになります。また、サイドFIREできるころには、資産もそこそこになっているでしょうから、心に余裕をもって仕事に臨むことができます。

「今日も仕事かー。働かないと生活できないからなー。」と考えるのと「今日も働こう。今月はこれくらい働いていくら稼ぐぞ。」と考えるのでは、大きな違いがありますよね。人間、自分で決めたことには責任が伴うので、前向きに臨むことができるようになります。上司に「これやっとけ」と言われるとやる気がでないですが、「今日の仕事はこれをここまでやろう」と自分で決断した時はやってやろうという気になりますよね

仕事の選択の幅が広がることは、心に余裕を生むという効果も期待できます。人生、心に余裕がないと楽しめませんからね。また、新しいチャレンジに挑戦するチャンスも生まれます。

サイドFIREの目標金額

続いてサイドFIREの目標額についてみていきましょう。

毎月の労働収入 毎月の支出 年間支出 必要な資産額
10万円 20万円 240万円 3000万円
10万円 30万円 360万円 6000万円
10万円 40万円 480万円 9000万円

いかがでしょうか。毎月10万円の労働収入を得ることで、もともと9000万円の資産が必要だった年間支出360万円が6000万円で賄えるようになっています。

完全FIREと比べるとかなり敷居が下がったように感じます。ただそれでも6000万円もきついという人は、月々の支出を見直すことが大切です。また、積立額や目標額、運用年数などからシミュレーションできる楽天証券のサイトがありますのでぜひ活用してみてください。

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積立かんたんシミュレーション:楽天証券 毎月の積立金額で将来どれだけの金額を準備できるかをシミュレーションできます。入力項目は、毎月の積立金額、積立期間、運用利率の3つだけです。

ちなみに6000万円の資産が必要だと仮定して、20年間で年率リターンが6%だといくらくらいの積立が必要なのかシミュレーションしたものが以下のようになります。

毎月約13万円、年間約156万円・・・。なかなかに厳しい数字ですね・・・。ちなみに楽天証券調べでは、S&P500の1991年からの平均年率リターンは9.3%だそうで。そちらで試算しなおした結果が以下になります。

ここ30年ほどの平均年率リターンである9.3%で計算すると、月々の積立額は約9万となります。年間で約110万円になります。これくらいなら頑張れるかな?というような数字に落ち着きました。

9.3%はここ30年の平均であるため、ちょっと期待してみてもよいのかもしれません。私も年間100万円くらい投資できるかな?という風に考えているので、ここを目指せればなーという感じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。FIREは目指せなくてもサイドFIREなら頑張れば目指せるかな?という気になっていただけたのならば幸いです。サイドFIREを目指す中で、収入というのはなかなか簡単に増やせるものではないので、支出を少しずつでも減らしていければというのが目下の私の目標です。

最近はなにかと暗いニュースが多いように感じています。そのような中で人生で目指すべきものがあるということは、気持ちを前向きにする上でもかなり大事なのではないでしょうか。

今回のまとめです。

  1. サイドFIREを目指し、無理せず生活していきましょう!
  2. サイドFIREは、新しいことにチャレンジできるチャンスです!
  3. 月の支出が30万円なら、月々約9万円の積立投資でサイドFIREは可能!
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